沿って, Uav-jp 11/12/2022

変なアプリに許可してない? 「プライバシー」は要確認︓iPhone設定チェック(5)

位置情報サービスは個別に設定

[位置情報サービス]はONにして個別の項目を設定していきます。[位置情報の通知]はON/OFFから選択可能。位置情報を利用するアプリが、確認の通知メッセージでマップを表示するかどうかの選択です。ON/OFFどちらも確認の通知はされますが、視覚的にわかりやすいのはONです。

[位置情報サービス]の画面。[位置情報サービス]はONにしておく位置情報の通知ONの場合(左)とOFFの場合(右)

変なアプリに許可してない? 「プライバシー」は要確認︓iPhone設定チェック(5)

[位置情報を共有]をタップすると[探す]の画面が表示されます。[iPhoneを探す]をOFFにする理由はありません。iPhoneを置き忘れた際などに、ほかのデバイスからiPhoneを探せます。[位置情報を共有]は家族や友人と位置情報を共有するための機能で、[探す]アプリでの[自分の位置情報を共有]の項目と連動します。

なお、ファミリーメンバーを登録している場合は[ファミリー]の項目が表示されます。例えば、子どものiPhoneで位置情報を共有しておけば、居場所を把握できるようになります。

[探す]の画面。[iPhoneを探す]は次の画面で「オン」にしておく。[位置情報を共有]をONにしておくと、[探す]アプリでの自分の位置を共有可能。ファミリーメンバーがいる場合は[ファミリー]の項目が表示される[iPhoneを探す]の画面。すべてONで問題ない[ファミリー]の一覧から表示した詳細情報。例えば、子どものiPhoneで自分に対して[位置情報を共有]しておけば、子どもの居場所を把握できる

アプリごとの[位置情報サービス]は画面下部のアプリ一覧から設定します。基本的には[このAppの使用中のみ許可]としておけば問題ないはず。[常に]が必要になるアプリはほとんどないと思います。とりあえず[なし]にして、不便に感じたら設定し直す手もあります。[正確な位置情報]をOFFにすると、現在の位置から少し外れた位置情報が共有されます。

アプリの位置情報の設定画面。[なし]にしておいて不便に感じたら設定し直してもいい

[位置情報サービス]の画面一番下の[システムサービス]の項目は、iPhoneのシステム機能における位置情報の扱いの設定です。最低限の項目のみONでいいでしょう。プライバシー以前にバッテリー持ちへの影響が大きいです。

[iPhoneを探す]は前述の「iPhoneを探す」機能が使えなくなるのでON。[コンパスの調整]はマップアプリなどの精度向上に必要です。[ネットワークとワイヤレス]は、通信圏内にあるWi-FiアクセスポイントからiPhoneの位置情報を取得するための設定。ONでいいと思います。[時間帯の設定]をOFFにするとタイムゾーンの自動設定が無効になります。[ステータスバーアイコン]はONがおすすめです。

[HomeKit]は照明など[ホーム]アプリに対応するアプリを利用している場合、[モーションの調整と距離]はヘルスケアアプリと連動するApple Watchなどのデバイスを利用している場合にONにします。そのほかの項目はOFFでも問題ありません。

一番下の[システムサービス]をタップ[システムサービス]の画面上部。最低限の項目のみONにする[システムサービス]の画面下部[利用頻度の高い場所]の画面。ONにすると定期的に位置情報が送信される。プライバシーよりもバッテリーの減りが気になる