By, uav-jp 30/09/2022

The future of Japan predicted by Hiroyuki, "The salary does not increase but black companies are eliminated" | Business+it

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    In the future of Japan, which Hiroyuki predicts, "the salary does not increase but black companies are eliminated."

    The development of AI technology and the low labor costs coming from overseas to Japan will substitute the white -collar occupation in this country.However, the skills with few people to aim are difficult to acquire immediately because of the difficulty.2channel opener Hiroyuki said, "What survives in the coming era is not a super -excellent person with a lot of" visible skills ", but a good job and liking around.I'm a person. "What is an individual survival strategy proposed by Hiroyuki in preparation for the coming AI era?

    Hiroyuki (Hiroyuki Nishimura)

    Hiroyuki (Hiroyuki Nishimura)

    His real name, Hiroyuki Nishimura.Born in Kanagawa Prefecture in 1976.He moved to Tokyo and went on to Chuo University.He studied abroad in Arkansas, USA while at school.He opened the Internet anonymous bulletin board "2channel" in 1999 and became a manager.He has been involved in many companies, such as Tokyo Plus Co., Ltd. CEO and Director Brazil, Future Corporation.In 2005, he became a director of Niwango Co., Ltd.In 2006, he began "Nico Nico Douga" and received a great response.2009 He announced the transfer of "2channel".In 2015, he became the manager of the 4chan, the largest anonymous bulletin board in English.His main books are "The Great Power" (Asahi Shimbun Publishing), "Invincible Thinking", "Complete Working style Musou" (Yamato Shobo), and Takafumi Horie co -authored "Horiemon x Hiroyuki's Hen" (Shueisha)and so on.

    <目次>
    1. なくなる仕事、沈む産業
    2. これからの日本で生き残る産業とは
    3. 優秀でない人をこき使ってそこそこの利益を目指すほうが生き残る
    4. ブラック企業は近い将来、駆逐される
    5. 日本でこれから生き残る産業は観光と部品産業?
     日本は少子高齢化が進んで人口が減っていくわけですから、どうしても日本人を対象にしたビジネスは縮小していかざるをえない。今経営状態がよいといわれる新興企業にしても、正直いってその成長が今後も続くと僕には思えないんです。 たとえば、スマホ用ソシャゲを大ヒットさせた企業は、すごく利益率が高くなります。スマホ用ゲームアプリ自体は世界的な市場になっていますが、ガチャで課金するソシャゲなどというのは、世界的に見れば大して評価されていません。 ある調査会社のレポートによると、2012年から2017年のiOS( iPhoneやiPad )用App Storeでアプリ課金が世界一だったのは日本だそうです。2位のオーストラリアと3位のアメリカ合衆国を合わせても、日本のアプリ課金のほうが多い。どんなアプリに課金しているのかといえば、ソシャゲのガチャということになるでしょう。ほかの国でもガチャで課金させるアプリはありますが、欧米、それに中国で規制強化が進んでいます。 日本で儲けているソシャゲの会社というのは、結局のところ、日本国内のオタク層からお金を搾り取っているだけなんじゃないですかね。日本国内でぐるぐるお金を回していて一見すると景気がよさそうに見えるけれど、人口が減って規制も厳しくなればこういうビジネスはすぐ頭打ちになってしまいます。 日本企業がきちんと儲けるなら、外国にモノやサービスを売って稼がないといけないはずなんですが、そういう企業はなかなか増えてこないです。2010年代以降、手軽に飛ばせるドローンが注目を集めるようになってきました。昔のラジコンヘリは飛ばすのが難しいけっこうマニアックな趣味でしたが、スマホ技術の応用で作られたドローンは誰でも簡単に飛ばすことができ、世界的に普及が進みました。 ところが日本では、ドローンが首相官邸に落下したりとか、祭などのイベントで衝突事故が起こったりしたことがきっかけになって、ドローンを規制しようという動きが進み、2015年には改正航空法が施行されてしまいました。これによって、その辺の公園や河原で気軽にドローンを飛ばして遊ぶことができなくなり、生まれかけていたドローン産業も消えてしまいました。 この間、アメリカや中国ではスタートアップ企業が次々にドローンの開発を手がけるようになり、ドローンは世界的な産業に急成長していきました。たんにホビー用ドローンを販売するだけでなく、ドローンによる無人配送だとか、人の乗れるドローンを使った空飛ぶタクシーだとか、まったく新しい産業が生まれていったわけです。業界最大手の中国ドローンメーカー、DJIは企業価値が800億ドルといわれていますからね。 ドローンが登場する前、ラジコンヘリの世界シェアを握っていたのは日本のメーカーでしたから、ドローン規制がなければ、もうちょっと日本企業も世界で活躍できていたかもしれないんですけど。ドローンにかぎらず、将来の産業の芽を摘み取ってしまうようなことばかり、日本は繰り返していますね。外国にモノを売れる会社が増えませんから、日本の産業の競争力は次第に低下していくことになります。 いろんな産業があまりうまくいかないという状態が続いたあと、最終的に残るのは「観光」でしょう。ポジティブな選択をして観光産業が栄えるのではなく、ほかの産業が消えていった結果、消去法で観光が残るというだけの話ですがね。日本は独自の文化と歴史が蓄積されていますから、観光地としての魅力は持ち続けるはずです。 海外で稼ぐ産業が増えないから、日本円の価値は下がり続ける。日本に住んでいる人が海外のモノを買おうとすると今より負担が増えることになりますが、逆に海外からやって来る観光客にとってはありがたい。日本円が安くなれば、同じだけのお金でたくさん買い物できるわけですからね。 世界的に見れば、今でも日本は観光地としておトクです。治安のよさは世界一だし、食事もうまくて安い。東南アジアの屋台を除けば、日本のレストランは世界トップレベルの安さだと思います。独自の文化があり、治安がよく、食事がおいしくて、しかも安い。観光地としては最強ですから、外国から日本にやって来る観光客は間違いなくこれからも増え続けるでしょうね。 同じようなパターンをたどっている国として挙げられるのは、ギリシアやスペイン、イタリアです。あの辺の国は、観光以外には大した産業もなく(スペインのファッションブランド「ZARA」くらいでしょうか)、失業率はずっと高いままです。 だけど、観光地としての魅力はトップクラスで、世界中から観光客がやってきています。これらの国は、経済的にはパッとしませんが、国民みんなが不幸のどん底にいるというわけではありません。2018年度の世界幸福度ランキングでは、スペインやイタリアは日本を上回っていますからね(経済危機の瀬戸際にずっといるギリシアは、さすがに日本を下回っていますが)。自殺率は、3カ国とも日本よりずっと低い。今後、20、30年のスパンで日本は衰退していきますが、最悪レベルでもスペインやイタリア、ギリシアよりはけっこういい状況にあるんじゃないでしょうか。【次ページ】優秀でない人をこき使ってそこそこの利益を目指す

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