耳掛けイヤホンは音漏れしやすい?イヤホンの音漏れの対処法とおすすめモデル4選|@DIME アットダイム
電車など公共のスペースで、意図せずイヤホンから音が漏れてしまうことがあるだろう。音漏れはイヤホンを装着している本人は気がつかず、周囲の人に迷惑をかけてしまうケースが大半だ。周りの人に不快に思われたりする前に、音漏れの原因と対処法。そして音漏れしにくい製品などを確認していこう。
そもそも音漏れとは?
「音漏れ」とはその名のとおり、イヤホンやヘッドフォンで音楽を聴いている際に、外部へ音が漏れてしまっていること。大抵の場合、「シャカシャカ」と金属がこすれるような音で外部に漏れており、周囲の人を不快にさせてしまう可能性が高い。
なぜイヤホンから音が漏れてしまうか? その最たる原因は「音量が大きいこと」だ。また、音量が小さくてもイヤホンのイヤーピース部分が耳の穴にフィットしていないため、音が漏れてしまうケースもある。
音漏れしてしまうイヤホンの対処法!
イヤホンから音を漏らさないためにはどうすれば良いのか? その対処法を見ていこう。
まずは音量を下げること。これだけで大抵の場合は音漏れを防げるはずだ。電車に乗っている時などは、周囲の騒音がうるさく、つい音量を大きくしてしまいがちだが、なるべく音量を下げて音楽を楽しむと良い。もし、音漏れしているかどうか気になる人は、1度音楽を再生している状態でイヤホンを外し、指でイヤーピースを抑えて数十センチほど耳から離す。その状態で音漏れしているかどうか試してみるとよい。
音量が小さくてもイヤーピースが耳にフィットしていないと、音漏れしてしまうことがある。イヤホン購入時に、異なるサイズのイヤーピースが同梱されていた場合は、そちらを装着して音漏れがしにくい物を選んでみよう。
各メーカーから発売されている、音漏れしづらいイヤホンを利用するというのも手だ。特にカナル型と呼ばれるイヤホンは密閉率が高く、音漏れしづらい上に没入感にも浸れる。ただし、外部の音がほかのイヤホンと比べて聞こえづらいため、ランニングをしたり、公道を歩く際には注意しよう。
【参照】AirPods Pro
iPhone(Apple)純正のワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」は、AirPodsシリーズ初となるカナル型のイヤホンだ。遮音性も高く、音漏れの心配も少ないが、音量が大きければ通常のイヤホンと同様に音漏れしてしまうだろう。
【参照】2万7800円は安い?高い?ノイキャン対応の「AirPods Pro」を使ってわかった○と×
耳掛けイヤホンは、耳の穴の中にイヤーピースを入れない、ヘッドホンと似たタイプのイヤホンだ。大きく分けて密閉型と開放型があり、密閉型の方が比較的音漏れしにくいといわれている。しかし開放型の場合、外部に音漏れする可能性が高いため、公共の場における利用はおすすめしない。
音漏れしにくいイヤホンはどれ?
ここからはAmazonで購入できる、音漏れしにくいイヤホンをいくつか紹介していこう。
【参照】SONY ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM3
SONYが独自開発した「QN1e」や2つのセンサーにより、質の高いノイズキャンセリング機能を搭載しているカナル型のワイヤレスイヤホン。本体のみなら6時間再生可能。ケースに入れれば、3回分の充電が可能だ。また、急速充電にも対応している。イヤーピースは7種類用意されているため、音漏れがしないよう自分の耳にあったものを選択可能だ。
【参照】AVIOT TE-D01g Bluetooth イヤホン
カナル型となっており、イヤーピースにはフィット感の高いフォーム素材が採用されている。日本人の聴覚の特性に合わせて作られているため、音を聞き取りやすく音量を上げすぎる心配が少ない。イヤホン単体で最長10時間の再生が可能。ケースを利用すれば計50時間も音楽が楽しめる。
ノイズキャンセリング機能搭載。電車内など、外部の音がうるさい時でも音量を上げすぎる心配が少ない。そのため、音漏れの可能性も低くなるだろう。4サイズのイヤーピースが同梱されており、自身の耳の形にあったものを選択できる。防水対応(IPX4)なため、運動時などにも適しているのがポイントだ。
【参照】JVC HA-FX87BN-B ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン
【参照】Audio-technica イヤホン ATH-CKS550X RD
イヤーピースの位置が独特の位置に調整されており、高い密閉性を実現している。高音はもちろん、「SOLID BASS HDドライバー」搭載で重低音の再生も得意なカナル型のイヤホンだ。再生しちえる音が聞き取りやすいため、音量の上げすぎの心配も少ない。カラーはブラック、ゴールド、ブルー、レッドの4種類が用意されている。
※データは2020年3月中旬時点での編集部調べ。※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。※製品・サービスのご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/髙見沢 洸