Engadget Logo エンガジェット日本版 ディズニープラスがPS5 / 4やXbox対応、10月27日よりサービス拡大
ディズニーの動画配信サービス Disney+ が対応プラットフォームの拡大について発表しました。
10月27日のサービス拡大にともない、4Kや 5.1ch・ドルビーアトモス対応と同時に、PlayStation 5 / 4 や Xbox Series X|S、Xbox One でもディズニープラスが視聴できるようになります。
ディズニープラスのサービスが国内で始まったのは2020年6月。以前よりドコモと組んで展開していた日本独自のディズニーファン向けサービス Disney DELUXE を引き継いだかたちでのスタートでした。
ディズニーやマーベル、スター・ウォーズの人気コンテンツが揃い、価格も比較的安い一方で、サービスの内容は海外や競合他社に比べて制約があり、特に4K解像度や5.1chサラウンド、Dolby Atmos等に非対応なのが厳しい点。
高画質のBD版が売られている映画ならばまだ単品で買うことができますが、Disney+ の目玉コンテンツであるスター・ウォーズ『マンダロリアン』やマーベル『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』『ロキ』『ワンダビジョン』等は配信独占なので円盤を買いたくても買えず、プレミアム品質のプランもなく、日本在住者は本来よりも低い画質・平坦な音でしか視聴できない状態です。
しかし10月27日からのサービス拡大・フルローンチからは、月に200円の値上げとなる一方、「スター」ブランドの海外ドラマ等新コンテンツの追加、4Kや5.1ch・Atmos対応、ゲーム機など新プラットフォーム対応に改善します。
日本ディズニープラスが遂に4KやAtmos対応へ。スターの新コンテンツ追加で値上げ
10月27日以降のDisney+ 対応プラットフォームはこちら。
●Webブラウザ(最新のChrome, Firefox, Edge, Safari)
●スマートフォンとタブレット:・Amazon Fireタブレットシリーズ(Fire OS 5.0以上)・Android(スマートフォン、タブレット)・iPhone, iPad, iPod touchのTV AppとApp Store
●スマートテレビ:・Android TV(Android OS 5.0以上)・LG TV (WebOS version 3.0(2016 モデル)以上)・Panasonic スマート テレビ(2017年以降発売の4Kビエラ)・Samsung スマートテレビ(2016年以降発売のTizen搭載機器)・Sony BRAVIA ・Sharp AQUOS
●ストリーミング・メディア・プレイヤーとゲーム機器:・Amazon Fire TV シリーズ ・Apple TV 4K / Apple TV HD (TV AppとDisney+アプリ) ・Chromecast™(Chromecast built-in 搭載機器) ・PlayStation 5 / PlayStation 4・Xbox One, Xbox Series X|S
新規の対応プラットフォームとしては、LGやサムスンをはじめスマートテレビ対応もありがたいところ。ゲーム機は最新世代の PS5 や Xbox Series X|S だけでなく、前世代の PS4 や Xbox One にも対応します。
PlayStation 5のメディアリモコンは発売当初から堂々と Disney+ の専用起動ボタンがありますが、前述のように日本国内のDisney+は同名の別サービス状態でPS5にも非対応だったため、現在に至るまで押しても使えませんと言われるだけ。10月27日以降はようやく使えるようになります。
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