沿って, Uav-jp 23/09/2022

Engadget Logo エンガジェット日本版 Apple Watch Series 7が出たけどあえてApple Watch SEを買った理由

iPhone 13シリーズはかねてからTouch IDが搭載されると噂されていたものの結局Face IDのみとなりました。iPhone 12を使っていた頃は1年我慢しようと思っていたのですが、もう1年我慢するのはとてもしんどいのでロック解除用にApple Watchを購入することにしました。

私が購入したのは最新のApple Watch Series 7ではなく昨年のApple Watch SE。現状、Series 7が最新で最高のApple Watchなのですが、おそらく大半の人はApple Watch SEで十分だと思います。今回は私がそう思う理由を解説していきます。

大画面化の恩恵はそこまで大きくない

最新作のApple Watch Series 7最大の特徴は大画面になったことです。Series 5、6、SE比で20%も画面が大きくなり、見た目はよりスタイリッシュで操作もしやすくなりました。でも私が思うに大画面化の恩恵を受けられるシーンは少ないでしょう。

まず、Apple WatchのUIはブラックが基調となっています。AppleがSeries 7の宣伝に使っているようなウォッチフェイスや写真Appやカレンダー等、一部のアプリ利用時以外はベゼルの太さが気になることはありません。「ディスプレイが明らかに違う!」と感じるシーンはあまりないだろうと思います。

また、Apple WatchはiPhoneとセットで使うことが基本です。iPhoneとセットで持っているときにApple Watchは情報を見るのに使うものであって、操作するシーンはあまりないのです。

情報を見るだけなら従来のApple Watchで十分です。Apple Watch Series 7の細いベゼルを100%活用できるのはGPS + Cellularモデルで3大キャリアと通信契約をし、Apple Watchのみで利用することが多い人ぐらいだと思います。

なお、GPS + CellularモデルはGPSモデルより1万円以上高い上、Apple WatchのeSIMでは楽天モバイルやMVNO、ahamo、povo、LINEMOの回線が利用できない点にご注意ください。

血中酸素濃度計、心電図はほとんど使わない

血中酸素濃度計、心電図といった高機能ヘルスケア系センサーもApple Watch Seires 7にあってSEにない機能です。

これらの機能ですが、使い始めた頃は楽しくて何度か計測するものの、結局使わなくなる可能性が非常に高いです。というか同等の機能を持つSeries 6を使っている母がそうでした。

血中酸素濃度は定期的なモニタリングがあって、数値が低いときは深呼吸が勧められることがあります。その機能にあまり魅力を感じないのでしたらApple Watch SEで十分なのかもしれません。

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エンガジェット日本版 Apple Watch Series 7が出たけどあえてApple Watch SEを買った理由

唯一の欠点は充電速度

マスク時のロック解除、Apple Pay、通知の確認と簡単な操作が主目的の私は自信を持ってApple Watch SEを選んだのですが、唯一心残りがあるのが充電速度です。

Apple Watch Series 7は急速充電に対応し、0→80%の充電が45分で可能です。80%までの充電はSeries 6が約60分、SEが約90分かかるとのことですので大幅に改善されていることがわかります。

Apple Watchには睡眠ログを取る機能がついており就寝中も利用したいため、充電のタイミングが難しいです。入浴時に充電する人が多いと思いますが、Apple Watch SEだと普通のお風呂の時間ではちょっと心もとなくて、長風呂しつつお風呂上がりにゆっくりしてから腕につけるぐらいの充電時間が必要です。

慣れれば大丈夫なのですが、万が一充電し忘れたときのダメージが大きいため、Apple Watch SEを選ぶ人は充電のことを忘れないように注意する必要があるでしょう。

まとめ:ほとんどの人はApple Watch SEで十分、なはず

今回、私はマスク時のロック解除とFace IDなしのApple Pay、あとはおまけとしてヘルスケアと通知受け取り/返信が目的で昨年モデルのApple Watch SEを購入しました。こういった基本的な機能で十分だ、という人や初めてのApple Watchという人にはApple Watch SEがおすすめです。

一方で、Apple Watch SEはご紹介した広いディスプレイ、血中酸素濃度計/心電図センサー、2倍早い急速充電だけでなく

といったものはないのでご注意ください。また、1年古い機種になりますのでリセールバリューも若干落ちています。

Apple Watch SEは3万2800円(税込)からで、Apple Watch Series 7は4万8800円(税込)から、差額は1万6000円となります。

また、もう一つ下のモデルに2万2800円(税込)から購入できるApple Watch Series 3もあります。こちらはチップが古すぎて動きがはっきりわかるほどもっさりしている印象はあるものの、マスクロック解除やApple Pay、ヘルスケアや通知機能など基本機能は全てあります。レガシーなスクエアディスプレイも相まって古さが否めずおすすめしづらいですが、価格は非常にお手頃となっています。

Apple Watch Series 7の発売で各所盛り上がっていますが、自分はどの機能を使うのかじっくり考えてみると案外SE(やSeries 3)も悪い選択肢ではないかもしれませんよ?

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