lifehacker lifehacker LifeHacker LifeHacker Spotifyで音楽をもっと楽しむために調整したい6つの設定
Spotifyは、幾多ものアーティストに門戸を開き、サブスクをシェアする複数の方法をつくり、あらゆる場所での音楽の聴き方を変えました。
しかし、多くのSpotifyユーザーは、いまだに自分の手にしているパワーに気づいていません。Spotifyでは、音量からAI対応のトランジションにいたるまで、音楽を自分好みにカスタマイズすることができます。
今回は、これまでSpotifyの設定をチェックしたことがない人にピッタリの記事です。Spotifyで音楽を聞く体験を最高のものにするために、音をより良くするすべての方法をお教えします。
変更するだけで大きく変わるSpotifyの設定をご紹介していきましょう。
1. 音量のレベルを揃える
新しい曲が流れた時に、前の曲よりもはるかに音が大きく感じた経験は誰にでもあるでしょう。Spotifyで音量の均一の設定を調整すれば、この問題を回避できます。
設定を変更するには、「Home > 設定 > 音量の均一」に行きます。
Spotifyのすべての曲を環境に合わせて自動的に調整する、音量のレベルを「大音量」「標準音質」「小音量」から選ぶことができます。
2. 音質のコントロール
ほとんどの人は、Wifiストリーミング、データストリーミング、ダウンロードの各視聴タイプによって、Spotifyの設定を変えられることに気づいていません。
Spotifyには、変更できる音質のオプションが「自動」「低音質」「標準音質」「高音質」「最高音質」の5つあります。
デフォルトの音質は「自動」で、インターネット接続の安定性によって音質が変わります。この設定にしておくと、音が途切れずに視聴できる一番いい音質を、Spotifyが選んでくれます。
Spotifyの他の各音質の数値(近似値)は、低音質が約24kbit/秒、標準音質が約96kbit/秒、高音質が約160kbit/秒、最高音質が約320kbit/秒です。最高音質は、Spotify Premiumでのみ選べます。
数値が大きくなれば、音楽の細部まで聞こえますが、帯域幅やデータもより多く使用します。高音質でダウンロードすると、モバイル端末では容量を多く使うことになります。
デスクトップでは、設定から「音質」のところまでスクロールダウンし、音質の設定をプルダウンメニューから選ぶことができます。
iOSやAndroidで音質の設定を開くには、「Home > 設定 > 音質」に行き、ストリーミングの音質を選ぶことができます。
3. イコライザ
イコライザは、音の周波数の範囲のボリュームを低、中、高と調整します。周波数を調整すると、好きな音楽のジャンルで最高のサウンドに仕上げることができます。
誰にでも自分の好みがあると思いますが、Spotifyに予め設定してあるイコライザのプリセットを使えば、ほとんどの人は問題がないはずです。
イコライザを開くには、iOSで「Home > 設定 > 再生 > イコライザ」に行き、トグルをオンにします。
プリセットをタップして選び、周波数の点をドラッグすればカスタマイズできます。
Androidユーザーの場合、Spotifyのイコライザのオプションは、どのメーカーのデバイスを使っているかによって違います。
自分のデバイスで変更ができるかを知るには、「Home > 設定 > 音質」をチェックしましょう。「イコライザ」があれば、それをタップすれば、イコライザの変更画面が開きます。
Androidユーザーは、イコライザが予期せず音量を変更し、問題が発生した場合は、無効になる可能性があるという警告が表示されるかもしれません。
ヘッドホンやスピーカーなど、互換性のあるオーディオソースを使用している場合、ドルビーアトモス、UHQ、Adapt Soundを使用するオプションが表示されます。
ドルビーアトモスとUHQは、どちらもサラウンドサウンドと強化されたサウンドレゾリューションを提供しており、Adapt Soundは年齢層に基づいたサウンドプロフィールを調整するのに役立ちます。
残念ながら、このオプションはすべてのデバイスで使えるわけではありません。
Macユーザーの場合、macOSのSpotifyアプリにはイコライザはありません。
Windowsユーザーの場合、デバイス毎にイコライザのある場所が違います。ありがたいことに、サードパーティのダウンロードできるイコライザ(英文)のオプションはたくさんあり、そのほとんどが無料です。
最後に、スピーカーやイヤホンなど、外部のオーディオ機器に接続している時は、この設定は使えません。
デバイスにビルトインのイコライザがあるかどうかを知るには、マニュアルをチェックするか、そのデバイスのメーカーに問い合わせてください。
Spotifyの設定を微調整する
最も大きく違いが出る設定で最高の選択をしたら、今度はSpotifyで独自の視聴体験をするために、細部を微調整していきましょう。
4. クロスフェード
運動中や仕事中は途切れずに音楽を聞くのが一番です。クロスフェードは曲間の微妙な間を取ってくれる良い機能です。
iOSでクロスフェードの設定を開くには、「Home > 設定 > 再生」に行き、クロスフェードのスライダーを好みのレベルにドラッグしましょう。
Androidの場合は、「Home > 設定 > クロスフェード」に行き、同じようにスライドを好きに動かします。
デスクトップの場合も、「設定 > 詳細設定 > 再生する」で、「曲をクロスフェードする」を有効にします。
それから、曲間の秒数のスライドを好きに動かしで調整しましょう。
5. 曲間なしで再生
ライブやクラシック音楽を聴く時は、ミックスせずに曲間なしで再生するのが最高です。クロスフェードの下に「曲間なしで再生」のトグルがあるので、それを有効にしましょう。
6. Automix
最後に、Automixは、SpotifyのAIが曲と曲とのつなぎをスムーズにしてくれる機能です。クロスフェード、スキップ、ループ、トランジション効果の追加など、いくつかの方法を使うので、曲が変わったのに気づかないこともあります。
「曲間なしで再生」の下に、「Automix」のトグルがあるので、これを有効にすれば使えます。
Spotifyの視聴体験を最高のものにする
ここ数年の間に、Spotifyで音楽を楽しむ方法はどんどん良くなっていきました。選べる音楽やエンタメが際限なくあるだけでなく、それをより良く体験できる方法もたくさんあります。
できるだけ最高の視聴体験にするために、設定をきちんと調整するのをお忘れなく。
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