沿って, Uav-jp 21/09/2022

AIが評価したガジェットとは? 「蔦屋家電+ 大賞」で選ばれた製品の魅力と選出理由を考える

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AIが評価したガジェットとは? 「蔦屋家電+ 大賞」で選ばれた製品の魅力と選出理由を考える

 「世界のユニークなプロダクトに実際に触れることができるネット時代の次世代ショールーム」をモットーにした蔦屋家電+は、過去に展示した179点のなかで最も注目を集めたプロダクトを表彰する第2回「蔦屋家電+大賞」を発表した。【写真】AIが評価した「蔦屋家電+」のアイデアガジェット 審査員はおらず、来店者の興味や移動、行動などをAI(人工知能)が解析することで大賞が選ばれたのが、大きな特徴となっている。「蔦屋家電+大賞」ではグランプリとトップ10が選出された。本記事ではいくつかの製品をピックアップし、選ばれた理由を考えていく。 <手のひらサイズのコミュニケーションロボット「Romi」> グランプリを受賞したのはSNSサービスでおなじみのミクシィが開発した、コミュニケーションロボット「Romi」。ディープラーニングにより数千万の日本語を学習させ、ユーザーとの雑談を可能にした。また手のひらサイズの小ささながら、生き物のような動きや、100種類以上の顔アニメーションなども実装している。 対話が可能なロボットは数多く存在するが、Romiは気軽に導入できるサイズ感が魅力だ。生活スタイルが変化する中、自宅の中でもコミュニケーションをとれるロボットの需要が高まっていることが予測される。<音を感じることができるクリップ「Ontenna」> 「Ontenna」はろう者でも音を「感じる」ことのできるプロダクトだ。本体はクリップタイプで髪や衣服に装着し、音を光と振動に変換する。本製品は、2019年グッドデザイン金賞も受賞している。 ハンディキャップを埋めるデバイスは無骨なデザインのものが多い中、Ontennaはファッショナブルなデザインを採用。使い方もシンプルに設計されているのが、その魅力の一つだろう。<2方向に集光できるシンプルライト「Jya」> コードレスLEDデスクランプ「Jya」は、まるで煙突のようにシンプルなデザインのランプだ。その見た目とは裏腹に、タッチ操作による5段階の明るさ調整や2つの角度の集光が可能など、なかなか多機能。またバッテリーを内蔵しているため、コードレスで好きな場所で利用できる。 Jyaはスタイリッシュな外観と多機能さというコントラストが興味深い製品だ。シンプルな家具でまとめた部屋にこそ、このコードレスLEDデスクランプは映えることだろう。<MEMSスピーカー搭載のオーディオグラス「Fauna」> オーディオグラス「Fauna」は世界最小クラスのMEMSスピーカーとウーファーを搭載した製品で、イヤホンやスピーカーを持ち運ぶことなく音楽が楽しめる。本体はタッチコントロールに対応し、イタリア製アセテートと最高峰のメガネレンズを採用するなど、高い品質とデザインも特徴だ。 ウェアラブルデバイスはまだ発展途上のデバイスだが、機能をオーディオ再生に絞ったことで、Faunaはファッショナブルな外観を実現しているのが魅力的だ。<映画館以上のオーディオが体験できるチェア「VRS-1」> 二人掛けのチェアスピーカー「VRS-1」はサブウーファーを含めて14個、11.2チャンネルのスピーカーを内蔵することで、Dolby Atmosによる迫力のサラウンド再生を実現。さらに遮音効果があるので、大きな音を鳴らしても防音工事が不要となっている。 自宅の改築などをせずに本格的なオーディオ再生が楽しめるという意味で、VRS-1は唯一無二の存在だ。 第2回「蔦屋家電+ 大賞」の受賞プロダクトは、2022年2月27日まで二子玉川 蔦屋家電「FUTURE LIFE」フェアの1階特設ステージにて展示されている。昨今の生活スタイルの変化に合わせた魅力的な製品に触れるチャンスだ。

塚本直樹

最終更新:リアルサウンド