金融業界のTikTok運用型広告とランディングページを分析、効果的なクリエイティブのポイントを初公開|TikTok For Businessのプレスリリース
今回の調査では、個々の広告、ランディングページ(以下、LP)において、特にパフォーマンスが良かったクリエイティブの要素を抽出し、分析しています。
効果的な動画広告/LPの特徴1. スキップされない広告の特徴動画の冒頭の0〜2秒でスキップされず継続的に視聴された広告を「スキップされない広告」と定義。そのパフォーマンスに効果的だったクリエイティブ要素の一つは、「冒頭に人物を登場させる」ことです。冒頭でスキップされることなく2秒視聴された割合は、「人物なし」の13.72%に対し、「人物あり」では20.48%と約149.3%高くなっています。
2. 6秒視聴率が高いクリエイティブの特徴6秒視聴率が高いクリエイティブの特徴の一つは、「6秒以内に質問を問いかける」ことです。「〜な時はありませんか?」のような質問を、冒頭の6秒以内に視聴者に問いかけるクリエイティブは、6秒以内に質問をしないクリエイティブに比べて、6秒視聴率が約133%高くなっています。
3. CTRが高いクリエイティブの特徴CTRが高いクリエイティブの特徴の一つは、「TikTokオーガニック感がある」ことです。「TikTokオーガニック感」とは、TikTokでよく見られるUGC投稿が持つ、共通の特徴のことを指し、具体的には、字幕がある、プロっぽくない撮り方をしている、カメラ目線で語る、ダンス要素や撮影場所のリアル感などです。TikTokオーガニック感があるクリエイティブは、オーガニック感がないクリエイティブに比べて、CTRが約113%高くなっています。
4. CVRが高いLPの特徴今回の調査ではLPを① ファーストビューの特徴:動画との連動性、キャッチコピーなど② ボティ順番の特徴:ベネフィット提示→共感表現→解決策提示など③ LP全体においての特徴:LPの長さ、CTAボタンの総数などという3つの視点で分析しました。①ファーストビューと動画の共感表現は一致させるファーストビューと動画の共感表現は一致している素材は、一致していない素材に比べてCVRにおいて約118%高くなっています。
② ボティ順番の特徴金融業界のLPの内容には、以下10項目がよく使われています。・共感表現:興味を引く表現・解決策提示:サービスを提示・ベネフィット提示:強み、選ばれる理由・カード情報詳細:サービス内容具体的に紹介・よくある質問:疑問を解決する・実績紹介:お客様の声、事例など・他社との比較:他社サービスと比べながら、再び自社の強みを紹介・申し込みから利用開始までの流れ:申し込みや契約の流れを紹介・他サービス推奨:自社の他のサービスをおすすめする・CTAボタン:購買や契約などのページへ導く今回の調査では、CVR Top20 のLPの分析を通じて、LPに掲載する内容の並び順について、傾向を分析しています。③ LP全体においての特徴LPの長さ、CTAボタンの総数や機能などもLPのCVRに影響を与えています。CTAボタンの数が5つ以上のLPは、CTAボタンの数が4つ以下のLPに比べて、CVRが約115%高くなっています。
このように、TikTok広告およびLPの効果をより高めるクリエイティブには、いくつかの特徴があることが分かりました。上記以外のTipsや詳細な分析結果については、「TikTok運用型広告クリエイティブTips 〜金融業界〜」にまとめています。ご希望の方はTikTok For Business公式メディア「TikTok For Business」(https://tiktok-for-business.co.jp)の「お問い合わせ」から広報担当までご連絡いただければ幸いです。<調査概要>調査時期:2019年11月30日〜2021年11月30日調査対象:日本でのTikTokにおける金融業界の運用型広告( Customer Primary Industry:Traditional Financial Industry, Internet Finance )<TikTok For Businessについて> TikTok For Businessは、マーケティングソリューションを実現するプラットフォームです。新しい興味や関心ゴトを探しているオーディエンスと、企業/ブランドを自然に結びつけることで、広告という従来的な枠組みを超えたコミュニケーションを実現。認知拡大から顧客獲得まで、様々なファネルにおけるビジネス課題を解決に導きます。