シャオミ「11T Pro」などフラッグシップモデルを日本展開――高品質な端末を低価格で提供 - ケータイ Watch
「Xiaomi 11T Pro」では、5000mAhのバッテリーを備えており、シャオミ独自の技術で最大120Wの急速充電に対応する。急速充電により、満充電まで最速17分で完了するという。
また、10分の充電時間で、「通話11時間」「ビデオ再生7時間」「ナビゲーション5時間」「1080pビデオ録画2時間」ができると謳う。
パッケージには、120W出力対応のアダプターを同梱しており、「Xiaomi 11T Pro」やノートパソコン、タブレットなどの充電も同梱のアダプター1つで利用できるとしている。
一方で、ワン氏は急速充電に関して「発熱が心配」「バッテリーの低寿命化」「安全性」など心配の声がユーザーから出ていると指摘。
「Xiaomi 11T Pro」では、本体とバッテリーであわせて34項目の保護機能を備えるほか、本体の9カ所に熱センサーを配置しリアルタイムで本体の温度をコントロールするという。
また、バッテリーの寿命については、800サイクルでバッテリー容量の80%を保持できるとしている。
ワン氏はさらに「120W充電は、PD規格とは異なりシャオミのデバイス用に設計された規格で、安全性を最大化するように設計されている。日本やグローバルでの認証も通過しており大変安全性の高いもの」と説明。
独自規格を備える意義として、「充電の業界標準が長い間停滞している。我々は、各国の機関が定める安全性に関する規格や政府が定めたものに従いつつ、新しい充電技術を開発した。スマートフォンの性能も、たとえば10年前の端末よりもカメラやプロセッサー、デザインなどが改善してきたが、充電、バッテリー性能だけ停滞してきた。『Xiaomi 11T Pro』では、10分の充電で1日過ごせるだけの充電ができるということで、ユーザーエクスペリエンスが大きく変わると考えている」とコメントし、今後も規制に沿ったかたちで急速充電性能の向上を進めていく姿勢を示した。