沿って, Uav-jp 03/11/2022

長年、音楽を聴きこんだ人は注意したい「イヤホン難聴」のリスク|@DIME アットダイム

コロナ禍によって、マスク生活が日常となった。また、ビジネスシーンにおいてはオンラインでコミュニケーションを取る機会が増えている。

そうした中で、ビジネスパーソンの「きこえ」にはどんな影響が出ているのだろうか?

GNヒアリングジャパンはこのほど、関東在住の50~69歳の男性ビジネスパーソン206名に「きこえ」についてアンケートを実施した。

マスク生活で6割強のビジネスマンが「聞き取りにくさが増えた」と実感

Q:コロナ禍のマスク生活(2020年1月~現在)で聞き取りにくさが増えたと思いますか?

コロナ禍におけるマスク生活で聞き取りにくさが増えたと感じているかという質問に対して「そう思う」と回答したビジネスマンは、63%だった。

マスクを着用しての会話はどうしても声が通りにくくなってしまったり、オンライン会議で周りの音がうるさくてよく聞こえないなど、6割強のビジネスマンが仕事において聞き取りにくさ感じているようだ。

ビジネスのポジションが高い方が「聞こえにくさ」の意識をもつ

今回のアンケートで、同じ年齢層でも経営層と一般管理職で「きこえ」に対しての意識の違いが明らかになった。特に会議における「聞き取りにくさ」「聞き返し」の違いから、仕事に対する姿勢に大きな違いがみられた。

Q:聞き取りにくいと思う場面について

聞き取りにくいと思う場面について尋ねたところ、経営層の30.1%が「オンライン会議」と回答した。一方、一般管理職で「オンライン会議」と回答した方は、わずか17.5%だった。

長年、音楽を聴きこんだ人は注意したい「イヤホン難聴」のリスク|@DIME アットダイム

ビジネスのポジションが高い方が「聞き返すこと」をためらわない

Q:聞き取りにくい時、聞き返して会議の腰を折るのは気が引けますか?

経営層の38%が「聞き返すこと」に対して抵抗感がなかった。逆に一般管理職の約半数は「聞き返すこと」に気が引けると回答。経営層の方が聞き返しを臆せず、話の流れよりも内容の確認や把握の意識が高いことが伺える。

Q:会議で聞き間違いをしないことは重要だと思いますか?

会議中に聞き間違いをしないことを重要だと思うかという質問では、経営層の89%が「そう思う」と回答。一般管理職も83%という結果で、ベテランビジネスマンはいずれも会議への意識が高いことがわかった。

50代以上でも10人中3人がワイヤレスイヤホンを使いこなす時代

Q:ワイヤレスイヤホンを使用していますか?

ワイヤレスイヤホンの使用有無について尋ねたところ、全体の31%の方が使用していると回答した。経営層の方は、なんと40%が使用していることがわかった。イヤホンも最新の製品を使って、円滑にオンライン会議を行っているのかもしれない。

一方で「耳の中の痛み」や「閉塞感」などトラブルも発生

Q:ワイヤレスイヤホンで困ったことはありますか?

ワイヤレスイヤホンで困ったことを尋ねたところ、「耳の中が痛くなってくる」20.3%、「閉塞感や圧迫感がある」14.9%と「外れる」「なくす」といった紛失トラブル以外にも、使用者の身体へのトラブルも発生していることがわかった。

94%が知らない「イヤホン難聴」。長年音楽を聴きこんだ人は注意

「イヤホン難聴」を知っているかと尋ねたところ、聞いたことがあると回答した人も含め94%の人がイヤホン難聴を知らないという結果になった。

コロナ禍以降、私たちの生活は大きく変化し、ビジネスの現場でもオンライン会議などでイヤホンを使用することが当たり前となった。イヤホンで長時間にわたって大きい音を聞いていると、耳に負荷がかかり続けて音が聞こえにくくなる可能性がある。

<調査概要>「きこえ」についてのアンケート対象:関東在住50~69歳の男性206名(個人所得600万円未満かつ役職課長以下103名、個人所得1,000万円以上かつ役職部長以上または経営層または経営者103名)方法:WEB調査調査時期:2021年10月

出典元:GNヒアリングジャパン株式会社

構成/こじへい