沿って, Uav-jp 13/05/2022

スライド操作で音量調整が超便利な完全ワイヤレスイヤホン「OPPO Enco Free2」を試す!ノイキャン、外音取り込み、防水防塵、アプリ対応など多機能モデル【レビュー】 - S-MAX

個装箱表面(画像=左)と裏面(画像=右)個装箱の上蓋を開けたところ充電ケースが収納されている内箱を取り外したところ。右はクイックスタートガイドと安全ガイドが入った内箱個装箱の記載は、裏面の主な特徴や製品の仕様なども含めてすべて英語表記。製品型番はイヤホンがETI71、充電ケースがETI72。個装箱の上蓋は引き上げるタイプで、中の内箱を取り出していくと底にはイヤーピースとUSB Type-Cケーブルが収納されている内箱が現れる。いずれの同梱物もきちんと収められているが、内箱がぴったりサイズのため取り出しにくいと感じた。すべての内容物イヤホン本体の他に、・充電ケース・イヤーピース (S/M/L:Mサイズは本体に装着済)・USB Type-Cケーブル・クイックスタートガイド(取扱説明書)・安全ガイドこれらの付属品が同梱する。クイックスタートガイドは全61ページの冊子で、日本語を含めた15言語で記載されている。 中の紙質は手触りが良いが、厚みを抑えるためか、とても薄く裏面が透けているのが気になった。クイックスタートガイドの日本語ページ(1ページ目)クイックスタートガイドの日本語ページ(2ページ目と3ページ目)クイックスタートガイドの日本語ページ(4ページ目)日本語表記は全4ページで、・各部名称・同梱物・接続する(Bluetoothのペアリング)・自動再接続・他のデバイスとのペアリング・着用検知・イヤーピースを選ぶ・充電する・操作する・リモートシャッターで写真を撮る・ノイズキャンセリング・イヤホンの機能・初期設定にリセットする・仕様これら14項目に渡って説明が記載されている。冊子は小さくはないが、文字サイズが大きくはない。特に注釈の文字は小さいため、見えにくいと感じる人もいるだろう。安全ガイドの日本語ページ(1ページ目)安全ガイドの日本語ページ(2ページ目と3ページ目)安全ガイドは全41ページでクイックスタートガイドと同様、日本語を含む15言語に対応している。日本語表記は全3ページで、・安全の手引き・電子機器・医療機器への影響・聴覚保護・交通安全・お子様の安全について・アクセサリに関する要件・バッテリーの安全性について・動作環境・お手入れと保守・警告・環境保護・高周波曝露(こうしゅうはばくろ)に関する情報・保証ポリシーこれら14項目に渡って、安全に関する内容や注意事項などが記載されている。充電ケースを手のひらに乗せたところここからは、充電ケースとイヤホンをチェックしていく。まずは、充電ケースの外観や仕様の他、ペアリング方法を解説する。充電ケース正面充電ケース背面背面のヒンジ部分正面向かって右側面の機能(Function)ボタン下部側面のUSB Type-C充電ポートUSB Type-Cケーブルを接続して充電中特徴的な形状の充電ケースは、光沢がありツルツルとした質感だ。前面にLEDランプ(インジケータ)を1つ搭載する。気付きにくいが、背面のヒンジ部分には「OPPO」のロゴがある。正面に向かって右側面には機能ボタンを搭載しているが、こちらもデザインに馴染んでおり最初は気付かなかった。下部側面には充電用のUSB Type-C端子を搭載している。LEDランプ(インジケータ)はバッテリー残量を表示する。イヤホンを充電ケースに入れるとイヤホンのバッテリー残量が表示され、充電ケースからイヤホンを取り出すと充電ケースのバッテリー残量が表示される。・赤色…残りわずか・黄色…半分程度・緑色…充電完了なお、ワイヤレス充電には対応していないため、充電方法はUSB Type-Cケーブルのみとなる。イヤホンをセットした状態で蓋を開けたところイヤホンを外した状態で蓋を開けたところ蓋の内側充電ケース本体の内側かなり見えにくいが、蓋の内側には製品型番やバッテリーの仕様、日本の技適マークなどが記載されている。それ以外の表記やボタン類など内面にはなく、シンプルなデザインだ。初めからイヤホンが充電ケースに収納されている状態ではあったが、イヤホンの充電接点部分に保護シートなどは貼られておらず、すぐに使用できる。初めて使用する場合は、イヤホンを充電ケースにセットした状態で充電ケースの蓋を開ける。すると自動的にペアリングモードが起動するため、スマートフォン(スマホ)やパソコン(PC)、音楽プレーヤーなどBluetooth対応の機器で「OPPO Enco Free2」を選択すればペアリングができる。Windows 10のBluetooth設定の「デバイスを追加する」画面Androidスマホ(シャオミのMIUI 12)のBluetooth設定画面WindowsのPCでは「設定」→「デバイス」→「Bluetoothとその他のデバイス」→「Bluetooth またはその他のデバイスを追加する」→「Bluetooth マウス、キーボード、ペン、オーディオ、またはその他の種類の Bluetooth デバイス」を選択し、「OPPO Enco Free2」が表示されたらクリック(タップ)する。次の画面で「接続」を選択して正常に接続できれば「完了」をクリック(タップ)すればペア設定が完了する。Androidスマホも「設定」からBluetoothの項目に進み、使用可能なデバイスに表示される「OPPO Enco Free2」をタップしてペア設定をするだけだ。OPPOのスマホ(ColorOS 11)のBluetooth設定画面OPPOのスマホ「OPPO Reno3 A(型番:A002OP)」でペアリングする場合は、ビジュアル的にわかりやすい表示が現れ「接続」をタップした後、充電ケース側面の機能ボタンを2秒間長押し、スマホ画面が切り替わり表示された「ペア」をタップすることでペアリングが完了する。1度でも機器とペア設定を完了すると、次にペアリングモードを起動するには、・すでにペアリングしている機器との接続をすべて解除する・両方のイヤホンを充電ケースに入れ、蓋を開いて充電ケースの機能ボタンを2秒間長押しするこのいずれかの方法でペアリングモードを起動させて別の機器とペア設定をする。また、イヤホンを初期状態にリセットする場合は、・両方のイヤホンを充電ケースに入れる・充電ケースの蓋を開く・充電ケースの機能ボタンを15秒間長押しする・充電ケースのLEDランプ(インジケータ)が赤く3回点滅この手順でリセットが完了する。イヤホンの外側イヤホンの内側イヤホン下部には充電用の接点と「L」「R」の表記イヤホン内側には製品型番の表記イヤホンの背の部分がタッチコントロールエリア。スライド操作も可能イヤホンを手のひらに乗せたところイヤホンは10mmダイナミックドライバー(スピーカー)を搭載し、再生周波数帯域は20Hz~20kHz、Bluetoothのバージョンは5.2、対応コーデックはAACとSBC。よく見ると縦に筋が入っている外側部分がタッチコントロールエリアになっており、タッチ操作およびスライド操作ができる。タッチ操作は軽く叩いても優しく触れる程度も反応してくれ、スライド操作も背の部分を軽くなぞれば反応してくれる。タッチもスライドも反応は良いという印象だ。デフォルト(初期値)状態のタッチ操作は以下の通り。・左右ともに1回タップ…なし・左右ともに2回タップ…曲送り・左右ともに3回タップ…音声アシスタント・左右ともに長押し…ノイズキャンセリング、外音取り込みの切り替え・左右ともにスライドコントロール…音量調整なお、Enco Free2では「着脱検知機能」を搭載しており、左右のいずれかでもイヤホンを外すと再生中の音楽が一時停止し、再び装着すると再生する。スライド操作は、イヤホンの背の部分を上にスライドすると音量が上がり、下にスライドすると音量が下がる。前述のように反応も良く、直感的な操作のため、かなり快適だと感じた。各種タッチ操作やスライド操作の変更については後述する。スライド操作は直感的でわかりやすい音質については、先にレビューした「OPPO Enco Buds(オッポ アンコー バッズ:型番 ETI81)」(以下、Enco Buds)の低音重視に比べると、バランス重視といった印象だ。もちろん低音もしっかりと出るがEnco Budsほど強調されていない。また、Enco Free2ではハイエンドスピーカーブランドの「DYNAUDIO(ディナウディオ)」とのコラボによる音声チューニングが施されている他、アプリなどで聴力テストを実施した結果から音質の最適化をしてくれる機能も搭載している。音量自体はEnco Buds同様、大きめの設定だが、音質はあきらかにEnco Budsとは異なっている。周囲の雑音を最大42dBカットするアクティブノイズキャンセリング(ANC)も無音状態で試すとかなりよくわかるレベルで没入感が得られる。一方で、トランスペアレント(外音取り込み)モードに切り替えると、周囲の音がよく聞こえる。トリプルマイクによる通話時のノイズキャンセリング機能や、風切り音を低減させる独自のアルゴリズムも採用しており、通話の際に相手に明瞭な声を届けることができる。他にも低遅延で音ズレを軽減した「ゲームモード」や、イヤホンのフィットテスト、IP54の防水および防塵性能にも対応している。内蔵するリチウムイオン電池の容量はイヤホンが41mAh、充電ケースが480mAh。再生可能時間は、音量50%でノイズキャンセリングONの場合、イヤホン単体で最長4時間、充電ケース併用で最長20時間、ノイズキャンセリングOFFの場合、イヤホン単体で最長6.5時間、充電ケース併用で最長30時間の長時間利用が可能。Google Playストアで配信している「HeyMelody」アプリEnco Free2は専用アプリ「HeyMelody」に対応しており、ファームウェアの更新やタッチ操作のカスタマイズをはじめ、ノイズキャンセリングの設定、音質の最適化、イヤホンのフィットテストなどができる。対応モデル選択画面(クリックで拡大)トップ画面(クリックで拡大)アプリをダウンロード、インストール後、対応モデルを選択する画面で「OPPO Enco Free2」を選択するとトップ画面に推移する。なお、あらかじめスマホとEnco Free2をBluetoothで接続した状態でないとアプリでの各種操作はできないので注意が必要だ。左が「概要」の画面、ほかは「ファームウェアのアップデート」の画面トップ画面右上の(i)ボタンをタップすると「概要」画面に推移し、アプリのバージョン情報などを見ることができる。トップ画面の「ファームウェアのアップデート」をタップし、推移した画面でアップデートのお知らせ表示が出た場合「更新」をタップするとアップデートできる。初めてのアップデートは5分程度で終了したが、ある程度時間がある時にアップデートは実行したほうがいいだろう。左が「イヤホンコントロール」の画面、中央と右が「パーソナル化された音質の最適化」の画面左からテスト完了の画面、最適化の詳細画面、テスト記録が保存されている画面トップ画面で「イヤホンコントロール」をタップするとイヤホンの各種操作をカスタマイズできる画面に推移する。シングルタップ、ダブルタップ、トリプルタップ、長押し、スライドコントロールの各項目をタップすることで、表示される操作に変更することが可能。選択可能な機能・シングルタップ…なし、再生/一時停止・ダブルタップ…なし、再生/一時停止、曲戻り、曲送り・トリプルタップ…なし、音声アシスタントの起動、ゲームモードON/OFF・長押し…ノイズキャンセルをオン、ノイズキャンセルをオフ、トランスペアレントモードの中で1つから3つを選択し、選択したモードのON/OFFが可能・スライドコントロール…なし、音量調整、曲の切り替え「パーソナル化された音質の最適化」では、イヤホンを装着して「開始」をタップ、イヤホンから出る音が聞こえれば「はい」を聞こえなければ「いいえ」をタップしてテストを実施し、テスト記録を作成することで自分の聴覚に合った音質を最適化できるというもの。こちらもアップデートと同じく、それほど時間はかからないが、時間に余裕があるときに実施することをおすすめする。また、できるだけ静かな環境で実施するようにしよう。テストを実施した後でも、最適化のON/OFF切り替えはできる。イヤホンのフィットテストの画面トップ画面で「イヤホンのフィットテスト」をタップすると画面表示が切り替わり「再生」をタップする。少しの間、イヤホンから音声が流れるのでそれを聴くだけでテストは終了する。左から「ノイズキャンセル設定」エリア、「パーソナル化したノイズキャンセル」のテスト開始画面、テスト後の最適化中の画面イコライザー選択画面トップ画面をスクロールすると「ノイズキャンセル」の項目が現れる。3つのアイコンをタップするとそれぞれのモードに切り替わる。その下の「パーソナル化したノイズキャンセル」をONにして、推移した画面で「テストを開始」をタップすることでノイズキャンセルもパーソナル化される。わずか数秒程度のテストなので、いつでも気軽にできる。トップ画面の「イコライザー」をタップすると「クラシック」「ダイナミックバス」「ヴォーカルを強調」「クリア」の4種類から選択することができる。「Bluetooth」の画面(画像=左)、「ペアリングしたデバイス」の画面(画像=右)OPPO独自のユーザインターフェース(UI)である「ColorOS(カラーオーエス)」のバージョン 11.0以降を搭載したスマホであれば、Bluetoothの設定画面から「OPPO Enco Free2」をタップ、「イヤホンの機能」をタップすることで、HeyMelodyアプリと同等の操作や機能の動作が可能だ。「イヤホンの機能」の画面(クリックで拡大)「イヤホンの機能」の画面の上部には「イヤホンコントロール」が、その下にはノイズキャンセル関連やイコライザーの選択、さらにフィットテストや音質の最適化が並ぶ。HeyMelodyアプリにはなかった「インイヤー検出」(着脱検知機能)のON/OFFの切り替えまである。デフォルトではONになっているが、ここでOFFに切り替えれば、イヤホンを耳から外した際の一時停止や再装着時の再生動作をしなくなる。なお、これまで紹介した「パーソナル化された音質の最適化」「パーソナル化したノイズキャンセル」のテスト結果やタッチ操作、スライド操作、インイヤー検出の設定などはイヤホン側で保存される。音質の最適化やパーソナル化したノイズキャンセルも接続するスマホが変わったからといって改めてテストを実施する必要はない。また、「インイヤー検出」についても、1度OPPOのスマホでOFFの設定に変更すれば、ほかのスマホやPCに接続した際も動作しなくなっていたので、こちらもイヤホン側で設定が保存されていることになる。OPPOのスマホを含めた複数の機器で利用することはあまりないかもしれないが、今回複数の機器で検証してみたので参考にしてほしい。バランスが良い音質だけでなく、パーソナライズした最適化も含め安心して視聴できるのがもっとも好印象だ。また、イヤホンや充電ケースがシンプルなデザインでありながら、実は細かいところにも手が届いた多機能な製品というのも意外性があった。そして個人的にはスライドコントロールによる音量調整は画期的だと感じた。タッチセンサーの感度やイヤホンの形状も相まって、とても使いやすく好印象だ。総合的にコストパフォーマンスに優れた製品だと感じたので、機会があればぜひ試してみてほしい。撮影協力:有里彩さん最後にEnco Free2の開封動画と、同日発売のEnco Budsと外観や同梱品などを比較した動画を紹介する。
【Enco Free2の主な仕様】
製品名OPPO Enco Free2
型番イヤホン:ETI71充電ケース:ETI72
イヤホンサイズ約33.9mm×約21.9mm×約19.7mm
イヤホン重量約4.4g(片方)
充電ケース重量約38.8g
イヤホン+充電ケース重量約47.6g
ドライバー10mmダイナミックドライバー
ドライバー感度103dB±3dB @ 1kHz
周波数応答範囲20 Hz- 20 kHz
アクティブノイズキャンセリング対応
外音取り込み(トランスペアレント)対応
通話時のノイズキャンセリング対応
充電方法USB Type-C
バッテリータイプ充電式リチウムイオン電池
バッテリー容量イヤホン:41mAh充電ケース:480mAh
音楽再生時間(音量50%の想定)・ANCモードONイヤホン:最長4時間充電ケース併用:約20時間・ANCモードOFFイヤホン:最長6.5時間充電ケース併用:約30時間
Bluetoothバージョン5.2
対応コーデックAAC、SBC
着用検知対応
コントロールタップ、スライド
防水防塵規格IP54(イヤホンのみ)
ゲームモード対応
カラーホワイト、ブラック
価格13,980円
発売日2021年8月27日(金)
OPPO Enco Free2【日本正規代理店品】ホワイト ワイヤレス イヤホン Bluetooth ver5.2 左右同時伝送​ パーソナル化 ノイズキャンセリング​ フィットテスト ANC搭載​ 最大30時間再生 IP54 防水防塵 外部音取り込み Dynaudioコラボ マルチ接続 トリプルマイク AAC SBC アンコーフリーOPPO2021-08-27OPPO Enco Free2【日本正規代理店品】ブラック ワイヤレス イヤホン Bluetooth ver5.2 左右同時伝送​ パーソナル化 ノイズキャンセリング​ フィットテスト ANC搭載​ 最大30時間再生 IP54 防水防塵 外部音取り込み Dynaudioコラボ マルチ接続 トリプルマイク AAC SBC アンコーフリーOPPO2021-08-27
アプリ名:HeyMelody価格:無料カテゴリー:開発者:バージョン:100.0.21Android 要件:6.0以上Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?hl=ja&id=com.heytap.headset
アプリ名:HeyMelody価格:無料カテゴリー:ユーティリティ開発者:Shenzhen HeyTap Technology Co.,Ltd.バージョン:1.0.1iTunes Store:https://itunes.apple.com/jp/app/id1564626893?mt=8
記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)■関連リンク・エスマックス(S-MAX)・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter・S-MAX - Facebookページ・OPPO関連記事一覧 - S-MAX・ワイヤレスイヤホン 関連記事一覧 - S-MAX・OPPO、完全ワイヤレスイヤホン「OPPO Enco Free2」を8月27日より発売 | オウガ・ジャパン・OPPO Enco Free2 | オウガ・ジャパンTweet

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