沿って, Uav-jp 02/10/2022

【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】AirPods Proのライバル!? JBL/Ankerスティック型注目機を聴く-AV Watch

意外なトレンド?!

完全ワイヤレスも、今となってはイヤフォンの「当たり前」になった感がある。初期の頃は音が途切れる、バッテリーが持たない、ノイズキャンセリングが無いなど色々問題があったが、ここ1~2年ぐらいで次々と課題をクリアしてきており、価格もだいぶ下がってきた。

そして買いやすくなったあたりから、複数台持ちが当たり前になってきたように思う。機能やデザインをTPOに合わせて使い分けるようになっており、“究極のカタチへ突っ走る”というよりも、“複数のスタイルが共存できる”市場を形成しているようだ。

【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】AirPods Proのライバル!? JBL/Ankerスティック型注目機を聴く-AV Watch

ここ最近の注目株はソニーの「WF-1000XM4」で、1位独走だった「AirPods Pro」を追い越した格好となっている。ただあまりの人気故に生産が追いついておらず、在庫切れのショップも多い。

一方でAirPods Proと第2世代AirPodsは発売から2年が経過しており、そろそろ次期モデルの声も聞かれるところだ。本体エンクロージャーからスティックが伸びる姿は、初代の頃から「耳からうどん」などと揶揄されており、次期モデルではこのスティック部分が短くなるか、無くなるのではないかと予想されている。

ところが、である。ここに来て、フィット感の良さからAirPods Pro似のスティックタイプの人気が復活してきているようなのだ。そこで今回は、AirPods Proに似たデザインのニューモデル2つをテストしてみたい。一つは6月25日発売のJBL「LIVE PRO+ TWS」で直販価格17,800円、もう一つは1月に発売したAnker「Soundcore Liberty Air 2 Pro」(12,980円)だ。

特にLIVE PRO+ TWSは、JBLオンラインストア、JBL Store(横浜)、およびJBL公式楽天市場店での限定発売となっており、試聴する機会も少ないと思われる。今回はAirPods Proとも比較しつつ、注目の2製品をじっくり試してみたい。