沿って, Uav-jp 08/02/2023

肌も綺麗で動きも滑らかな高画質Webカメラ「elgato Facecam」、プロストリーマーも使える1080p/60fps仕様

実は色の調整機能が凄い!肌の色がゾンビになったり赤くなったりからはサヨナラ配信上に思うままの画を乗せられる「Facecam」

Webカメラと言えば人間を被写体にするのがやはり一番の目的となるはずだ。Facecamはユーティリティの「Camera Hub」を使う事で撮影時の色味調整などを詳細に設定できるので、実際に色々な設定を試してみよう。

肌も綺麗で動きも滑らかな高画質Webカメラ「elgato Facecam」、プロストリーマーも使える1080p/60fps仕様

まずはデフォルトのオートの状態を紹介するが、色合わせはなかなか優秀でそのまま使っても綺麗だ。このため、細かい設定が難しいと思う場合にはオートに任せてしまうのも良いだろう。

デフォルトの自動調整のまま撮影してみた。肌の色合いは色温度が重要になるが、オートでも綺麗に合わせてくれる印象だ。カメラ自体の性能が高いこともあり、オートの状態でも十分綺麗に撮影できる。撮影した際のホワイトバランス以外の設定値。露出とホワイトバランスは自動調整が選択可能でそのほかのパラメーターも細かく設定可能。いろいろ数値や設定を変えても簡単にリセットすることが出来るので、好みにあわせ色々調節してみよう。

ユーティリティ上にはオートで使用してもどう補正されたのか自動補正時の数値が表示されるので、カメラ慣れしていないユーザーでも目安として参考にしやすいのは嬉しいポイント。

マニュアル調整時は、スライダー、直接入力、スピンボタンの3種類使え、項目毎に前回の保存状態に戻せるボタンがついているので試しながらの調整が容易に行える。UIもうまくまとめられシンプルになっているのでわかりやすい。それぞれの項目内にタブ分けがほとんどなく、1画面で全体を確認できることが調整のしやすさに繋がっているとも感じた。

ホワイトバランスを変更して暖色系の色合いに傾けてみた。周りの照明が暗い場合などは色温度を暖色側に設定し、やわらかい雰囲気を演出するといった使い方もおすすめ。色温度を上げると色合いが青寄りになり、白などは清潔感のある色合いになる。露出補正を極端にして美肌(?)風味に。白背景に同化してしまわないように輪郭をシャープネスで強調してみたりと自由度は高い。

通常の屋内撮影と違い、配信環境では周りにゲーミングデバイスやモニターのような光り物があったり、照明の配置などの影響でなかなか思うように被写体を撮りにくいという事もあるだろう。そんな時Facecamであれば生き生きとした画面作りができるのも魅力の一つと言える。

Webカメラは、肌の色が死人のようになってしまったり、真っ赤になってしまったりと、ホワイトバランスの調整機能があまり良くないモデルもあったりするが、「Facecam」であればそういったことが避けられる。自然な印象に色を合わせることも、温かみのある色にして演出を加えたりすることもできる。

ストリーマーは顔出しで配信することも多いかと思うが、自分が綺麗に映るか、意図したイメージの画像をユーザーに見せられるかは重要なポイントになるはずなので、こうした調整機能に優れたモデルは活用のし甲斐があるはずだ。もちろん、ストリーマーに限らず、オンライン会議などでWebカメラを使うことが多いユーザーにもお勧めしたい。