沿って, Uav-jp 05/03/2023

“非接触”を可能にする虹彩認証や画像認識のショッピングカート AIが変える買い物体験

レジ待ちを解消

FNNプライムオンライン

“非接触”を可能にする虹彩認証や画像認識のショッピングカート AIが変える買い物体験

ショッピングカートのデジタル化で買い物の便利が加速する。東京ビッグサイトで3月4日まで開催中の「リテールテックJAPAN2022」。小売り、流通業界の最新の技術展となっている。【画像】AIが変える買い物体験とは(画像14枚)NEC担当者:こちらは顔と虹彩の部分を使った生体情報で決済まで行くことができます。「虹彩」とは瞳の中のドーナツ状の部分のことだが、どのように決済するのだろうか。商品をスキャンし、金額が表示されたら『支払い』を見続ける。するとスイッチが入り、これで認証が完了。決済画面の下にうっすらと見えているカメラが、虹彩を読み取って認証完了。見つめるだけで買い物ができた。一方、ペットボトルが並ぶこのAIショーケースは、カメラの画像から商品の欠品状況を把握できるというもの。今回、新たに試したのが棚の下に見える赤と青のLED。Retail AI・田中晃弘事業開発部門長:実際に店員が補充をするトリガーになるのは何なのか。店員は(PCなどで)システムを見ているわけではないので、売り場の中でそれ(補充のきっかけ)を知らせるLED機能を付けたのが大きなところです。現場での使いやすさを意識したという商品開発だ。さらに、海外からは気になるショッピングカートが。これは、ニュージーランドの企業が開発中の画像認識のみで商品の判別ができるAIカートで、このカートを利用すれば、商品を購入する際、バーコードを読み取る必要がない。カートにどんどん商品を追加したあと、スマートフォンを見ると入れた商品や金額などがしっかり識別されている。しかも、そのまま支払いもできる。カートの縁の4つのカメラが商品を捉え、その画像をサーバーのAIが識別し、アプリを介してカートと連携したスマートフォンへ情報を送る仕組み。2種類のほとんど見分けがつかないパッケージの香辛料も、このカートでは識別することができる。利用客はレジに並ぶ必要もなく、店側は専用のカートやサーバーなどの導入でレジがいらなくなり、省スペース・省人化にもつながるとしている。リテールテック主催 日本経済新聞社・石井智章担当部長:従業員の今までの仕事ができるだけ楽になり、余裕ができた人間が、ホスピタリティを持って客に接する。そういった手助けになるAIやDXだと思っています。

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