沿って, Uav-jp 11/02/2023

日韓カップル・セロウンブログ「思っていた100倍大変だった」 ビジネス本格始動がもたらした変化

セロウンブログ【ウナとりゅう】(撮影=池村隆司)

日韓カップル・セロウンブログ「思っていた100倍大変だった」 ビジネス本格始動がもたらした変化

セロウンブログ【ウナとりゅう】は、日本人のりゅうと韓国人のウナによるカップルインフルエンサー。SNSでの発信が話題を集めている。【写真】セロウンブログ インタビュー撮り下ろしカット5年ほど前、留学先で出会ったのをきっかけに交際をスタートさせた2人が、SNSでの発信を始めたのは1年半前。2年以上前からりゅうが趣味で載せていた投稿が、徐々に見られるようになり、いまではTikTokのフォロワー数130万人、YouTubeのチャンネル登録者数約20万人を誇っている。聞くところによると、SNSでの発信がきっかけで本業を退職し、本格的にビジネスを始めるようになった2人。カップルインフルエンサーとして活躍するようになったきっかけや、2人の間に起きた変化、今後目指す方向性について話してもらった。(於ありさ)■「日常を残したい」と投稿した動画が大バズりーー動画を投稿し始めた、きっかけはなんだったんでしょうか?りゅう:もともと動画を撮るのが好きだったので、ウナの動画をよく撮っていて、それをTikTokに上げ始めたのが最初です。ただ「日常を残したい」と思って投稿したら、思った以上に再生回数やフォロワーが増えていったんですよね。ウナ:そうそう!すごくラッキーだったんです。ちょうど日本語の勉強を本格的に始めたくらいだったこともあって。そこからずっと楽しんでやってますね。あれは……1年半くらい前?りゅう:いや、2年前くらいかな?当時はウナが全く興味を持たなかったから覚えていないかもしれないけど。ウナが本格的に興味を持ち始めるようになったのは、1年半くらい前かも!ーーなるほど。再生回数が伸びるようになったことで「日常を記録したい」という意識に変化はあったのでしょうか?りゅう;いや、ないですね。セロウンブログのセロウンは韓国語で「新しい」という意味なので、あくまでも新しいブログ、Vlog中心という立ち位置のまま、日常ベースで発信しています。「SNSだから」と意識しすぎて、自分たちの日常が奪われちゃうのは嫌だなというのは2人も意識していることなんですよね。ウナ:もともとりゅうはプログラムエンジニアだったし、私は証券会社で国際業務をやっていたというのもあって「絶対にこうじゃなきゃいけない」ということはありませんでした。ただ、再生回数が増えるようになってからは、撮影したり、載せるのがおもしろいなと思えるようにはなりました。後から、思い出をもう1回見れるのは楽しいですし。りゅう:そうそう!カメラロールを見る感覚で、今見てるんです。だから、正直再生回数が伸びるのが不思議なときもあるんですよね。本当に普段通りのやり取りを載せているだけだからこそ、「こんなに伸びるんだ!」って。■撮影したつもりがボツになることもーーカップルで動画を発信することで、難しさを感じることはありますか?ウナ:カップルだから、日程を決めて撮影をすることがあまりないんです。勢いで撮った方が撮れるのは良い部分でもあるのですが、、仕事がどんどん増えている中で、投稿の頻度とか、細かい部分を今後は決めなきゃなって思っています。りゅう:頻度は確かにウナが言う通りだと思います。今は撮りたいときは撮るし、撮らないときは撮らないと感情に従ってやっているのですが、計画性なく活動していたらどんどんできちゃうので。2人のプライベートの時間を確保するためにも、今年は計画的に頑張りたいですね。ウナ:あとは撮りたかったのに、撮れないときも結構ありますね。普通に楽しくなってしまって、めちゃくちゃ遊んでしまってストーリーにならなくなるみたいな。りゅう:そうなんですよ。僕の中では一応「こんな動画が撮れたらいいな」ということをイメージして撮影するのですが、それをあらかじめ共有してしまったら、ウナが自然に楽しめないんじゃないかと思って、自分の頭の中に留めておくようにしているんですね。その結果、編集している途中で「動画にならないな」と辞めることも多々あります。