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26/02/2023
「鹿児島市上空は米軍機の通り道」 KC130? 共産市議が機体撮影 高度は4200~1万2000メートルか
鹿児島市上空のKC130空中給油機とみられる写真を示す園山絵理市議=4日、県庁
日本共産党鹿児島県議団と鹿児島市議団は4日、県内での米軍機飛行に関する記者会見を県庁で開いた。市議団が2月下旬に市内で撮影した米軍岩国基地(山口県)所属のKC130空中給油機とみられる写真を紹介。「鹿児島市上空が米軍機の通り道になっている。自治体は実態把握に努めるべきだ」と訴えた。【写真】鹿児島市上空を飛ぶKC130空中給油機とみられる機体=2月24日、同市唐湊3丁目(日本共産党鹿児島市議団提供)
市議団の園山絵理議員によると近年、住民から「民間機ではない航空機が低く飛んでいる」「独特の飛行音がする」などの声が寄せられ、航空機の現在位置が分かるアプリを参考に実態を調査した。 2月24日午後2~6時、KC130とみられる機体を含む3機を唐湊3丁目で撮影した。機体番号などから米軍機の可能性が高いとみている。高度は約4200~1万2000メートルと推測され、低空飛行ではなかった。別の日に2機編隊で飛ぶ機体も動画に収めた。 米軍機には国内法が適用されない。県のまとめによると、米軍機とみられる低空飛行の目撃件数は年々増えている。平良行雄県議は「馬毛島の米軍機訓練移転や鹿屋の米軍無人機一時展開計画と無関係ではないだろう」と指摘。園山市議は「鹿児島市は沖縄と岩国の間に位置し、米軍の臨時訓練空域が設けられている可能性もある。県や市は積極的に情報収集してほしい」と話した。
最終更新:南日本新聞