沿って, Uav-jp
09/02/2023
米海兵隊「地対艦ミサイル部隊」が鹿屋基地に展開訓練
11月19日~11月30日の期間で令和3年度自衛隊統合演習(実動演習)が実施されていますが、24日に鹿児島県にある海上自衛隊・鹿屋航空基地に沖縄県の普天間基地からアメリカ海兵隊KC-130輸送機2機が飛来し、総合ミサイル防空・統合対艦攻撃訓練に参加しました。
防衛省統合幕僚監部の配布資料:鹿屋市
参考:ハワイでの海兵隊地対艦ミサイルNMESIS無人車両の試験
つまりまだ存在しない「海兵隊の地対艦ミサイル部隊」が普天間から鹿屋に飛んで来て展開訓練を行ったわけですが、これは将来確実に沖縄県の海兵隊に地対艦ミサイル部隊が創設されることを意味します。
海兵沿岸連隊(MLR: Marine Littoral Regiment)と呼ばれるそれは、新しく用意されるNMESIS地対艦ミサイルとROGUE Fires地対地ロケット・ミサイル、そしてトマホーク巡航ミサイル地上発射型で構成されます。現行配備のHIMARS地対地ロケット・ミサイルと合わせて、海兵隊は射程の長い兵器を用いて島嶼戦に対応します。
アメリカ海兵隊は揚陸作戦能力を維持したまま生まれ変わり、ミサイルを主兵装とする新しい戦い方を身に付けようとしています。
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