栄養満点!「レンズ豆」の種類と美味しい使い方(コスモポリタン) - Yahoo!ニュース
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栄養価が高い上、カロリーが低くヘルシーと女性に人気食材のお豆。その中でも特に最近注目を浴びているのがレンズ豆です。【写真】ヘルシーだと思いきや…実は太りやすい「意外な食べもの」19栄養価の高さはもちろん、とても小さく、乾燥豆なのに下準備が要らず短時間で煮えることで使い勝手がよく、時短料理を可能に。今回はそんなレンズ豆についての栄養価や種類、使い方をまとめました。
レンズ豆とは?
原産地域によって大きさや色は異なりますが、直径4~8mm・厚さ2~3mmの平たい丸形でまるで光学レンズのような小さなお豆。「形がレンズに似ているからレンズ豆?」と思いがちですが、実はその逆! 後に発明されたカメラなどのレンズは、このレンズ豆に形が似ているところからレンズという名前をつけられたものだそう。英語だと「lentil(レンティル)」と呼ばれています。レンズ豆は「人類が最初に栽培した植物の一つ」といわれ、紀元前5500年頃のトルコの遺跡からも見つかっているのだとか。起源はメソポタミア地域で、徐々に西方のエジプト、ギリシャ、ローマ、インドなどへと広まっていき、現在は世界中のさまざまな国で食べられています。日本では生産されていないのであまりメジャーな食品ではありませんが、海外ではではお馴染みの食品。主な生産国は、インド、トルコ、カナダ、アメリカ、オーストラリアなどで、日本で流通しているレンズ豆はアメリカかカナダからの輸入品が多いです。
レンズ豆の特徴と栄養
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調理時間が短く楽
薄い形なので短時間で火が通り、浸水や下ゆでをする必要がないことが特徴です。一般的な乾燥豆は硬く熱が伝わりにくいため、下ごしらえとして一晩水に浸して戻すのが基本ですが、レンズ豆はその手間がかかりません。また、一般的な乾燥豆は料理に使う前に、調理時間短縮とアク抜きを兼ねて下ゆでをする必要があるのですが、レンズ豆の場合はアクが少なくすぐゆで上がるため、下ゆでは不要、もしくはするにしてもごく軽くOK。
食べやすい味と食感
風味や食感がよいこともレンズ豆の魅力。噛むと枝豆のようなほのかな甘みが口の中に広がり、ほっくりとしたジャガイモのような柔らかな食感も楽しめます。一般的な豆特有の味や食感が苦手な方にもおすすめ。
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最終更新:コスモポリタン