沿って, Uav-jp 22/07/2022

病院の処方薬、ドローンでお届け 五戸で実験成功 医師不足対策、災害も想定(Web東奥) - Yahoo!ニュース

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病院の処方薬、ドローンでお届け 五戸で実験成功 医師不足対策、災害も想定(Web東奥) - Yahoo!ニュース

切谷内簡易郵便局駐車場に到着したドローンから模擬処方薬を取り出す関係者

 青森県五戸町で24日、ドローンで病院の処方薬を患者に届ける実証実験が行われ、成功した。実施した「セブントゥーファイブ」(東京都)によると、ドローンを使った物流実験は県内初とみられるという。同社の石井克幸社長は「自動車による搬送の代わりになり、二酸化炭素排出量の削減と、将来的に医師不足と物流業界のドライバー不足の対策にも役立てたい」と話している。 同社はドローン活用技術の導入支援を行っており、五戸町と、同社が加盟する日本ドローン活用推進機構(青森市)と共同で実験を計画した。五戸総合病院の医師がタブレットを使って患者をオンライン診療し、模擬処方薬を町中心部から東部の切谷内簡易郵便局の駐車場に届ける想定で、ドローンを飛ばした。 発着地の直線距離は約4キロ。あらかじめ民家の上空を避ける飛行ルートを設定し、主に五戸川沿いを高度約40メートル、時速約10キロで飛行。災害時の医薬品・物品搬送の試験も兼ねて、町指定避難所2カ所に着陸した後、目的地に到着した。飛行距離は約5.8キロ、飛行時間は約30分だった。 石井社長は「実用化に向けては飛行ルートの高度情報と、複数のドローンを管制するシステムが必要になると思われる」と語った。町は昨年8月に同推進機構、青い森地域総合研究所(青森市)と「ドローンを活用したまちづくりに関する協定」を結んでいる。若宮佳一町長は「まだまだ課題はあると思うが、一歩ずつ前進していきたい」と話していた。

最終更新:Web東奥